結局のところ教材の良し悪しより遥かに大事なもの

教材提供者が言ってしまうと身も蓋も無い話ですが、小学生の学習は、

「どんな教材をやるか」ということよりも、「どれだけ生徒にモチベーションがあるか」のほうが遥かに重要になります。

どれほど優れている(と評される)教材に取り組んでも、やはり主体となる生徒が「解くこと自体が楽しい」もしくは「解くことで将来楽しいことが待っている」という事をモチベーションとして持っていないと、学習効果はゼロに等しいです。

この辺りは大人の方はよく分かると同時に、また、錯覚しやすいところだと思います。
大学受験や、大人の学習は、そもそも「必要性」に駆られたり、「趣味・娯楽」という強いモチベーションの中で行われます。その土台の上で、「さあ、どの教材が自分の目的を叶えるために最良か」と判断します。

そういった経験をそのまま小学生の学習に応用しようとすると往々にして惨事が起きます。

「こんな素晴らしい教材を与えているのに、なぜ成績が伸びない・・・」

当たり前ですね、教材の良し悪しが影響するラインに立っていないのですから。
スタートラインにならんでもいないのに、どんなにいい靴を履いても100メートルを10秒で走ることはできません。

というわけで、ロジムや「まいにちロジム」も、より「生徒のモチベーション」に踏み込む方法を考えるべき時なのだと自戒を込めて思います。

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