「なんで?」がうまれる授業

 

今回の授業のテーマは月の満ち欠け。
 
授業冒頭は『月食』の様子を鑑賞です。
月食は月が右手側に移動しながら月の左手側から欠けていきます。
そして、月の光っている部分が完全に隠れるとと月が赤く光ります。
「右に移動しながら左から欠けていく」「赤く光る」という2点について疑問や驚きを促す声がけをしていきます。
 
子どもたちは、月が欠けていく様子に見入っています。
ここで中川先生から一つの声がけが。
「この月って、右側に移動しているよね。じゃあなんで月の左側からかけてきているんだろうね?」
 
「いわれてみれば。月食って地球の影に月が入って見えなくなるんだよね?」
「確かに!え?え?でも、どうして右に動きながら左からかけるの?」
「言われてみれば。えー?なんでー?不思議ー。」
 
「なんで?」が飛び交います。
 
さらに、月の光っている部分が見えなくなる直前に中川先生から声がけが。
「月が全部隠れると月ってどうなると思う?」
 
子どもたちは、「真っ暗になるに決まってんじゃーん。」と反応。
その直後。
「えー??月が赤くなった。」「訳が分かんないんだけど?」「どうして赤くなるのー?」
 
生徒の「なんで?」は最高潮に。
 
子どもたちの「なんで?」は、興味の現れです。
十分興味を持ったところから今週のテーマがはじまります。
 
 
子どもたちの「なんで?」を引き出す声がけが先生の腕の見せ所です。