本日で4クラス終了。平均64点。最高87点。
きちんと勉強した80点前後の層と30点前後の層という2つの山が出来ています。算数は積み上げ式です。ここが出来なければ先には進めません。すべて理解出来るまで復習を重ねて下さい。来週も実施しますが、満点を目指して下さい。確実にその後の学習に支障が出ます。今回高得点の生徒達は休講週に何回も繰り返していて、色々な先生に質問していましたね。
以下、問題ごとの講評。
1番:計算テスト9の数字が変わっただけのものでした。
(3)の「余りは割る数より小さくなる」は3年生の頃から何度も考えさせている問題です。常に意識して下さい。
(10)の約数の個数が奇数個になるものは平方数。とくに3個になるものは素数の2乗。は数の性質として出題されるもののなかではかなり頻度が高く、基本的なものです。約数はペアで見つけ出すので通常は偶数個という感覚を持つことが大切です。
その他は倍数と約数の基本中の基本事項の確認だけでした。
2番:分数の四則演算のみ。小学生の間は帯分数で答えましょう。
3番:面積の基本。
(1)は平行四辺形は底辺と高さを維持したまま、長方形に変形できるという基本事項の確認。どのテキストにも載っている道の問題ですが、道を機械的に動かすだけでなく、なぜ変形が出来るのかをきちんと確認しておくこと。
(2)(3)(4)は三角形の高さを正確に把握する問題です。三角形の高さは、身長を測る容量で。
4番:体積は分けるか引くかのいずれかの解法で考えます。かけ算と足し算・引き算を何度もするので計算ミスに気をつけましょう。
5番:テキストそのまま。ここまでで学んだテキストの問題の中では最も理解が難しいもののはずです。AはBの2倍。CはAの3倍としたら、CはBの6倍になる。という考え方を、1.2倍など小数にまで広げられることと、AとBとCを合わせて8.7にあたるので、1にあたる金額を求めるには・・・という割り算の用法も確実に使いこなすことが求められます。これを理解していないと、今後あらゆる場面で説明を理解できなくなります。最重要問題。
6番:単純な消去算です。3年生レベル。テキストに同じ問題がいくつも並んでいるので要復習。
7番:3年生で学んだ、「・・・の4分の3」という日本語表現とかけ算との結びつきを確認する問題です。計算しやすそうな解答に飛びつかずに、授業で解説されたようにしっかりと日本語の把握と式への翻訳という手続きを踏みましょう。(2)は用語の問題。「Aを元にしたときのBの割合」という表現をしっかりと覚えるだけです。