選択肢を考えて出題者になってみよう

坂原先生の6年国語の授業は,恒例の読解問題を作ろうです!今回は物語文の選択肢問題を作成します。
まずは傍線を引くところからスタート。
どこに引けばいいのだろう?
みんなが悩んでいるところに
「気持ちが答えになるのだから,気持ちの表れるところに引けばいいんじゃないの!」
生徒から良い発言がありました。
「でもどこに気持ちが表れるんだろう?」
ここは先生から助け船。
行動(表情など)・会話・風景だね。
 
傍線部が決まった後は
まず正解選択肢をつくってから,ほかの選択肢をつくっていきました。
「正解と似せた選択肢をつくるのって,難しい」
 
問題を作り上げた生徒たちの表情はどこか誇らしく,
「先生,解いてみてよ!」
と言ってくれました。
 
問題がどのように出来上がってきたのかを知れば,解くことが楽しくなります。
もっとギリギリの誤答を作ろうと,文章を精読し,細部まで気を配るようになっていきます。
「解ける」だけではなく「読める」ようになる作業といえますね。
 
生徒たちが楽しく考えるようになる仕掛けがロジムにはたくさんあります。