今更感満載なつぶやきですが、手を動かして自分で書いてみて物事を理解することを疎かにしてはいけないと、とてもとても思います。
漢字を覚えたり、昆虫の名前を覚えたりという単純暗記もそうですが、例えば「キャベツがとれすぎると需要に対して供給が過多になり、価格が下がってしまい、供給量✕価格のかけ算の合計が減ってしまう。で、価格下落を防ぐためにキャベツをつぶす」(小5社会)というような現象理解についても、
テキストを読んで「ふむふむなるほど」というだけなのと、書いてある事を自分なりに矢印記号と箇条書きで「実際ノートに手書きする」のとでは、理解度が全く違います。これは生徒の様子を見ていて思いますし、何より自分のこれまでの学習経験上、そして現在でも学習する機会がある度に実感します。
テキストを見ながら自分でメモするノートの例
(ちょっと丁寧過ぎますが)
これを何度か繰り返し書きます。
世の中のテキストはとても良くまとまっており、また最近では電子教材なども多くでてきて、あたかもテキストを楽しく「ふむふむ」と読み進めると物事が理解できるような錯覚を得ます。
そんな今だからこそ、手を使ってノートを汚して物事を理解するという方法をおすすめしたいところです。綺麗にまとめる必要はありません。何回も何回も書き殴るのです。
デキるやつはみな「書いて」います。