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学びのボトルネック02 音読中に読めない漢字に出会った時



物事の流れをせき止めている箇所、「ボトルネック」。全体から見れば小さな箇所かもしれませんが、そこのせいで、うまく物事が進まないことありますよね。小学生の学習にも存在するボトルネックを紹介します。


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 読めない漢字に出会った時、
 先生が読み方を教えてくれるまで押し黙って待つ 
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音読する際に、
生徒「東北地方に限らず、日本では祭りが秋に行われることが多い。これは祭りがそもそも、・・・・(黙って読み方を教えてくれるのを待つ)」
先生「ホウサク」
生徒「祭りがそもそも豊作をいのるものであり、・・」

文章中の漢字が読めず、その箇所で生徒が読むのを止め、先生が読み方を教えるのを待つ場面、一見普通によく見る場面のようですが、このやり取り、大きな「学びのボトルネック」が隠れています。

「習っていない物事」に対峙した時に、どう処理するか。
ロジムで最も重視している「学力」です。

フリガナがないと文章を読み進められないのは、この「学力」の芽生えがないことの証左です。
「習っていない物事」に出会った際には、手持ちの知識と、与えられた条件を総動員して、
仮設をつくって解答へ前進します。これが本当の「学力」だと思います。

上の例ですと、「豊作」の読み方を先生が教えてくれるのを無言で待つのではなく、
文脈から予想する力です。

結果、「ホサク」でも「トヨサク」でも構いません。後で正しい読み方を知ればいいだけの話です。
読めない漢字への対応一つをとっても、生徒によって大きく異なり、そして将来の学力はこれも大きく異なります。

幸い、多くのロジムの生徒は、読めない漢字で止まりません。
文脈から意味を予想し、時には思いっきり間違います。
しかし、それを恥じる雰囲気は、本人にも、他の生徒にもありません。
「知っていること」より、「仮説をつくること」の方が”偉い”という雰囲気を先生が作ります。

習っていない漢字の読み、
当然の権利のように先生が読み方を教えてくれるのを無言で待つのではなく、
自らで予想して読み進める習慣を持つことの意味はとても大きいです。

(ご家庭や指導者は、生徒が果敢に仮設をつくり、仮にそれが間違っていた場合でも、
仮設設定する姿勢が「ナイストライ!」と評価される雰囲気作りに全力を傾けるべきです。)

生徒・お子様が読めない漢字で止まり、読み方を教えてくれるのを待つ習慣がある場合、要注意です。
学びのボトルネックがそこにあります。

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