【雑談】SSH(スーパーサイエンスハイスクール)での研究

数か月前、あるロジムっ子からSSHの研究について相談を受けていました。

この子はロジムナビという講座を受講しており、予定調整の際にこの話が出てきたような気がします。「その日はSSHがあるから・・・」といった話から始まったんだと思います。(うろ覚え)

研究内容の詳しい部分については割愛しますが、学校で実験を行う際にヘタクソな生徒が多いのか、彼は「安全な実験方法の開発」を今回の研究課題としていました。

それから何週間かに一度、実験の進捗というか実験でつまづいた部分についてちょっと話を聞いて、簡単にアドバイスをして・・・ということをくり返していました。

そして3/10、彼が何やら大きな紙を丸めて持っていたので聞いてみると、その日にSSHの発表会があったとのこと。彼が持っていたのは、研究者が壁に貼るポスターでした。

これを貼って横に立ち、見に来てくれた人に説明をするのが発表会だそうです。(詳しくはこちら)

彼は、学生に見に来てほしかったそうなのですが、先生たちしか来てくれなかった+辛口コメントを残していく先生たちもいたそうで、愚痴をこぼしていました。

そりゃそうですよ。実験の安全性の向上を目的とする研究とか、普通に玄人好きのする内容ですし。僕が先生として見に行ったとしても、このポスターの前では止まりますね。

考察部分を見てみると、チラホラ聞かれた内容が載っていてやや嬉しい僕がいますが、素晴らしいのは全て「検証実験」ができていること。考えて、確かめる。大事なことです。

研究発表会は終わってしまいましたが、昨日もちらっと聞かれました。「もっと高分子のアルコールを使ったらどうなるんでしょう?」と。彼の研究は続きそうです。