【雑談】理科の授業~その後

春期講習も折り返しです。小学4年生~6年生、あと半分楽しんでいきましょう!

さてさてこの春期講習会、小5,6の理科では各季節の植物や動物について、また、天気についてまとめて復習をしています。復習と言いつつ新しい考え方や知識と知識の関連づけなども行っていますが・・・。

植物を例にとると、春では本当のホトケノザは食べられない(食用とはならない)こと、夏にはウリ科の雌花の珍しさ、秋だとイヌタデからタデ食う虫も好き好きということわざへ。苦くて辛いんです。冬に咲く花を話していたらサザンカサザンカ咲いた道~たき火だたき火だ落ち葉焚き~♪と歌い出す。と何だかんだ濃い内容でした。

そんな中で球根の話からチューリップについて話をした次の日、小6のある生徒がこんなものを作って持ってきてくれました。

そういえば授業中に「チューリップうちに咲いてる~」と言っていましたね。

これを見た他の子どもたち、なんとなく気持ち悪いものにまず目が行きます。さりげない問答「何この黒いの??」「それヤクだね」「へーおしべかぁ。気持ちわるっ」・・・ちょっと待った!!

きみきみ、これは何だと思ってたのかね。予想はつくけど。

めしべの根元にある白っぽいトゲトゲ。これをがくだと思っていたようです。これはおしべの花糸と呼ばれる部分ですね。がくは形が花びらとほぼ同じに変化してます。

1枚めの写真の花びらをよく見てみてください。何となく3枚ずつに分けられませんか?

こうやってちょっとしたことでも自分でやってみようとする環境が子どもたちを成長させていきます。また、持ってきてくれたことによってクラス全体の経験にもなりますね。ご両親と本人に大感謝です。