2019年入試応援レポート~慶應義塾中等部

東京都内の共学では最難関、大人気の中学校。
入試日は、2月3日が筆記の一次試験。後日に筆記合格者のみ対象の実技と面接の二次試験があります。
一発勝負ですから、受験生の気合いをはじめ、ご家族のサポートの姿や、塾等学習指導関係者の応援にも熱さを感じます。

入試は三田の大学キャンパス内にて行われます。
本日は日曜日ということもあり、平日ならお仕事や学校に行っているであろうお父様やごきょうだいが付き添う様子も多く見受けられました。
近い将来の受験をお考えでしょうか、会場の様子を見学されているご家族もたくさんお越しになっていました。

他の学校から移動した都合上、私の会場到着はやや遅めの時刻。
もしかしたら先に生徒が入場してしまったかなと心配していたところ、私の名を呼ぶ声が聞こえ振り向くと、今回受験する生徒がいました。ご両親も一緒。
私が見つけなければならないところ、逆にお世話になってしまいました。恐縮です。

今回の入試に臨む生徒は、昨年の春が終わるころ?かな、そのころから学習に対する姿勢が急に変化してきました。
自宅はロジムから近くはないのですが、学校が終わったあと毎日のように自習に来室し。
狭い空きスペースしか利用できない条件でも不平不満は一切言わず、自分に必要な学習に集中していました。

「私は~~の単元が苦手なので、その単元のプリントをください」
と声をかけられ、私もよく教材を渡していました。
まだ若年なのに、抱えている問題点を自分で解決しようと行動できる姿は尊敬しています。

本日も好天に恵まれました。とはいえ2月の早朝で冷えています。
入口で長くお止めするのも申し訳なく、手短なご挨拶にて、試験会場へ向かうご家族を見送らせていただきました。

生徒の表情はとても穏やか。普段会っていた通りの様子で安心しました。
これまでに解いた問題数と、あなたが大好物のスルメイカを噛みしめた回数分だけ、実力がついていますよ。
あともうちょっとでゴールです。頑張りましょう。