2/3 中学入試も日程的には半ばにさしかかりました。
2/3といえば国立・都立・区立の中高一貫校が入試を行います。
筑波大の各付属校、学芸大の各付属校、小石川・両国などの都立校、区立九段などです。
都立・区立の中高一貫校のテストは『適性検査』と呼ばれる思考力・表現力を問うテストです。
私立の学校との大きな違いは以下です。
・算数系:いわゆる~算的な文章題はなく、図形のパズル的な問題やある条件にあてはまるものを探す(答えはひととおりではない)ものが多い。
・国語系:文章の要約と意見文が中心
・理科/社会系:資料の読み取り、実験の方法を考える、など知識的な要素はほぼなしで、問題文をしっかり読んで仮説を立てる問題が多い。
どの学校も教育内容が魅力的で、かつ公立で授業料がないこともあり、非常に人気で倍率が高くなっています(5~7倍程度)
算数の特殊な訓練がいらない、理社の知識も求められないとはいえ、計算力や発想力、もちろん理社の知識が思考の材料になることを考えると、私立用の学習を並行してしていたほうが、結果としては合格しやすいイメージがあります(ロジムでの過去の事例をもとにしています)。ロジム生は普段からロジカルシンキングをやっているので、かなり相性のよいテストですが、それでもそんなに易しい関門ではありません。
さて、本日は区立九段に応援に行ってきました。
毎年都立の応援に行っていますが、九段は個人的にははじめてでした。
試験会場は男女分かれていました。応援の際に複数人受験する場合は注意が必要ですね。
7:30ちょっと回ったころに到着しましたが、それより早く受験生がちらほら。
ピークは8時前後で、そのころには信号手前には列ができるほど。やっぱり人気ありますね。
ロジム生は8時ちょっと前に到着。昨日最後の調整を終え、非常にリラックスした状態でした。
これなら狭き門で突破できるでしょう。
都立の問題は奥が深くて面白いです。楽しんできてください!!
む