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学びのボトルネック09 本文に帰らない



物事の流れをせき止めている箇所、「ボトルネック」。全体から見れば小さな箇所かもしれませんが、そこのせいで、うまく物事が進まないことありますよね。小学生の学習にも存在するボトルネックを紹介します。

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本文傍線部に帰らない
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こんな癖をもった生徒が時々います。
国語の問題を解く際に、
問三 傍線部3 「日本の文化はまぎれもない川の文化でした」の意味を説明しなさい。
という問題にあたり、
問題文本文に帰ることなく、いきなり記述解答を始める癖です。
そして、「まぎれもない」の意味がうまく説明できず、解答を諦め、
「『まぎれもない』の意味さえわかれば・・・。」とつぶやきます。
要は、本文を読み、設問にあたり、傍線部に戻らないという癖です。
「クイズ大会じゃないんだから、そんなに即答しなくてもいいから、
しっかり問題文に戻って、ちゃんと傍線の周辺をよく見てよ」
と思うのですが、傍線部周辺を読み直すのがめんどくさいのでしょうか、なかなかこの癖が治らない生徒がいます。
この癖がなぜ悪いのかといえば難しい説明になってしまいますが、
調査すべき内容を提示され、じっくり調査対象の周辺を検証するという能力の不足の証左だからです。
即答型のやりとりにしかついてこられないレベルの集中力しか持っていないことが分かります。
まあそんな難しい言い方しなくても、単純に、
この癖を持っている生徒が学力伸ばすのを見たことがありません。だって、じっくり聞かれたこを確認できないのですから、どの科目でも自分勝手な解答を作ります。
そして、この癖を直した生徒は必ず学力が伸びます。
そんな経験知・経験則から、今日の学びのボトルネックの紹介でした。

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