
満席御礼となった今回の講座
今回開催した「ナマケモノの森」は、募集開始から間もなく定員に達し、急きょキャンセル待ちが出るほどの反響となりました。
「7時間で九九や単語を覚える」という、一見ハードな内容にもかかわらず、多くのご家庭に関心を持っていただけたことに、まず驚きと手応えを感じています。

「覚える→テスト」のシンプルな設計
当日のプログラムは、シンプルに「覚える→テスト」を繰り返す構成です。だらだら覚えるのではなく、いわゆる「テスト効果」を使って定着を目指すものです。
実際にやってみて見えてきたのは、「覚える」という行為そのものが、子どもたちにとって曖昧なままになっているという事実でした。
「覚え方がわからない」という壁
ある生徒は、単語リストをじっと見つめたまま手が止まっていました。
話を聞くと、「覚えようとしているけど、どうやって覚えたらいいかわからない」とのこと。そこで、声に出す、区切って覚えるといった具体的なやり方をその場で一緒に試しました。すると、数十分後には明らかにペースが変わり、自分から次の課題に進めるようになっていました。


「テスト対策」の本当の意味
また、「テスト対策」という言葉は知っていても、その中身を理解していない生徒も少なくありませんでした。
ただ読むだけ、ただ書くだけでは点につながらない。
「できるかどうかを確かめる」プロセスを入れて初めて、テスト対策になる。
この基本を体験を通して理解できたことは、大きな収穫だったと思います。
後半に生まれた「一体感」と集中
7時間という長時間の中で、印象的だったのは後半の空気の変化です。
疲れが見え始める時間帯になると、自然と生徒同士で声を掛け合う姿が生まれました。
「みんなラスト2時間!」
「あと少しで終わるよ」
そんな言葉が、あちこちから聞こえてきます。苅野代表も大人の怠け者として参加しました。終盤には「苅野先生も疲れてきてる!」と笑いが起きる場面もあり、教室全体に一体感が生まれていました。


誰かに言われたからやるのではなく、
その場の空気に引っ張られて、自分もやる。
この状態に入ったとき、子どもたちの集中力は一段階上がります。
「ナマケモノ」は特別な存在ではない
今回の講座を通じて改めて感じたのは、
「ナマケモノ」は特別な存在ではない、ということです。
どの子の中にも、そして大人である私たちの中にも、
「やらなきゃと思っているのに動けない自分」はいます。
大切なのは、それを否定することではなく、
どうすれば動き出せるのか、その方法を知ることです。
ナマケモノの森は、
“ナマケモノでなくなるための場所”ではありません。
自分の中のナマケモノを飼い慣らす方法を、体験を通して学ぶ場所です。
「やればできる」と「どうやればできる」
今回参加した生徒たちは、
「やればできる」という感覚と同時に、
「どうやればできるのか」という手応えも持ち帰ってくれました。
この経験が、日常の自習力、自走力アップにつながるはずです。
次回の開催も、すでに多くのお問い合わせをいただいています。
また新しい“ナマケモノたち”と出会えることを、楽しみにしています。
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