中学入試で頻出|間違えやすい漢字の読み3選【要注意】

――「読めたつもり」が一番危ない理由

「これ、さすがに読めるよね?」

そう思って答えた漢字問題で、
思わぬ失点をしてしまう——
中学入試では、そんなケースが少なくありません。

今回取り上げるのは、
意味は知っているのに、読みで間違えやすい漢字


中学入試の漢字問題では、
難しい漢字よりも、

  • 見たことがある
  • 使ったことがある
  • 雰囲気で分かる

そんな漢字ほど落とし穴になります。

理由は単純で、
文字を正確に処理せず、感覚で読んでしまうからです。

では、具体例を見ていきましょう。


「いえや」「かや」と読んでしまいがちですが、
正しい読みは かおく です。

意味は「建物・住宅」。
日常会話では「家」「建物」と言い換えられるため、
読みを意識する機会が少ない漢字です。

見た目が簡単な分、
「分かっているつもり」で処理してしまう典型例です。


「めぶか」と読んでしまいそうですが、
正しい読みは まぶか

意味は、
帽子などを深くかぶる様子を表します。

この漢字は、

  • 日常ではあまり書かない
  • 音だけで判断しやすい

という特徴があり、
一字ずつ機械的に読もうとすると失敗します。


「ちこ」「ちい」と読みたくなりますが、
正しい読みは ちき

意味は「親しい知り合い」。

この漢字は特に、
意味を知っているからこそ油断しやすい一語です。

文章中に出てくると、
読み飛ばしてしまうケースも多く、
記述問題では致命的なミスにつながります。


今回紹介した

  • 家屋
  • 目深
  • 知己

には、共通点があります。

それは、
「読めそう」だからこそ、丁寧に読まれないという点です。

中学入試では、

  • 何となく読める
  • 雰囲気で意味が分かる

こうした処理は、
そのまま失点につながります。


漢字を正しく読むために必要なのは、
単なる音の暗記ではありません。

  • どんな意味で
  • どんな文脈で
  • どんな使われ方をするか

をセットで捉える力です。

これは国語だけでなく、
算数の文章題や、理科・社会の資料問題でも
同じように求められる力です。


中学入試は、
難しい知識を知っているかどうかの試験ではありません。

与えられた文章を、正確に読み取れるか。

その力が、
合否を分ける場面で大きく影響します。

漢字の読み間違えは、
その力がどれだけ身についているかを
はっきり映し出します。


今回の漢字は、
どれも初見ではありません。

それでも間違えるのは、
考えずに処理してしまうからです。

ロジムでは、
漢字を含め、すべての学習において
「なぜそう読むのか」「なぜそう判断するのか」を
言語化することを大切にしています。


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