
――「読めたつもり」が一番危ない理由
「これ、さすがに読めるよね?」
そう思って答えた漢字問題で、
思わぬ失点をしてしまう——
中学入試では、そんなケースが少なくありません。
今回取り上げるのは、
意味は知っているのに、読みで間違えやすい漢字。
なぜ「読み間違え」は起きるのか?
中学入試の漢字問題では、
難しい漢字よりも、
- 見たことがある
- 使ったことがある
- 雰囲気で分かる
そんな漢字ほど落とし穴になります。
理由は単純で、
文字を正確に処理せず、感覚で読んでしまうからです。
では、具体例を見ていきましょう。
読み間違えやすい漢字①|家屋(かおく)
「いえや」「かや」と読んでしまいがちですが、
正しい読みは かおく です。
意味は「建物・住宅」。
日常会話では「家」「建物」と言い換えられるため、
読みを意識する機会が少ない漢字です。
見た目が簡単な分、
「分かっているつもり」で処理してしまう典型例です。
読み間違えやすい漢字②|目深(まぶか)
「めぶか」と読んでしまいそうですが、
正しい読みは まぶか。
意味は、
帽子などを深くかぶる様子を表します。
この漢字は、
- 日常ではあまり書かない
- 音だけで判断しやすい
という特徴があり、
一字ずつ機械的に読もうとすると失敗します。
読み間違えやすい漢字③|知己(ちき)
「ちこ」「ちい」と読みたくなりますが、
正しい読みは ちき。
意味は「親しい知り合い」。
この漢字は特に、
意味を知っているからこそ油断しやすい一語です。
文章中に出てくると、
読み飛ばしてしまうケースも多く、
記述問題では致命的なミスにつながります。
3つの漢字に共通する落とし穴
今回紹介した
- 家屋
- 目深
- 知己
には、共通点があります。
それは、
「読めそう」だからこそ、丁寧に読まれないという点です。
中学入試では、
- 何となく読める
- 雰囲気で意味が分かる
こうした処理は、
そのまま失点につながります。
ロジム的ポイント|漢字は「意味+使われ方」で読む
漢字を正しく読むために必要なのは、
単なる音の暗記ではありません。
- どんな意味で
- どんな文脈で
- どんな使われ方をするか
をセットで捉える力です。
これは国語だけでなく、
算数の文章題や、理科・社会の資料問題でも
同じように求められる力です。
中学入試で差がつくのは「読みの精度」
中学入試は、
難しい知識を知っているかどうかの試験ではありません。
与えられた文章を、正確に読み取れるか。
その力が、
合否を分ける場面で大きく影響します。
漢字の読み間違えは、
その力がどれだけ身についているかを
はっきり映し出します。
まとめ|「読めた気がする」が一番危ない
今回の漢字は、
どれも初見ではありません。
それでも間違えるのは、
考えずに処理してしまうからです。
ロジムでは、
漢字を含め、すべての学習において
「なぜそう読むのか」「なぜそう判断するのか」を
言語化することを大切にしています。
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