さぁ2/5です。2/4~6では、最難関中学(御三家と言われる学校など)を除いた人気校・難関校の最終入学試験が続々と実施されていきます。
本郷中学もそんな人気校のひとつ。昨年度の第3回入試は受験者数588名、合格者数46名で実質受験倍率12.8倍となっており決して甘く見ていいものではありません。
そんな難関に本日チャレンジするロジムっ子はずっとこの学校を目指したいと言い続けていた子です。面談のたびに「実力が足りない」「このままのやり方だと本郷入試の土俵にも立てない」と担当の先生(わたし)に言われ続け、実感が湧かないのかまだふらふらしていた11月。「次の模試で〇〇できなかったら受験を認めない」と言った担当の先生(わたし)の壁を12月には何とか突き破りました。
まだまだ甘い12月末に「1月の〇〇中学に合格できなかったら受験を認めない」と言った担当の先生(わたし)の壁を1月にはまたまた突き破り、この学校の受験資格を得ました。(ホントはどこを受験してもいいんですよ)
でも、彼が本当に本気を出せるようになったのは1月始めに経験した不合格の後からのように見えます。この1年間何度も何度も伝えようとしていた「1つの問題をできるようにしようとする」ことを改めて伝えたところ、初めて彼の意識に残ったのか、勉強のやり方がガラッと変わったように見えました。本郷の受験は全3回。1回目、2回目とはね返されてへこたれそうな状況でも最後まで頑張り抜いたこと、なかなかできることではないです。
本日の受験が終わり、外へ出てきてお昼ご飯を食べた後でしょうか。彼から電話がかかってきた時に言ってくれた「やれることはやった」という一言。反省はあとでいくらでもできるとして、この言葉を言えるほどの経験は人生でもあまりたくさんあることではありません。願わくは彼がこの経験を忘れませんように。
結果が出るのは本日の19:00。どんな結果でも受け止める準備はできているとか言いたいですけど、やっぱり合格していてほしいです。