2020入試応援レポート~1/10開智中学校第1回

1/10です。

昨日、ロジムに通っている中学生に唐突に「もう1/9だよ」と話しかけたところ、「え?・・・あ、明日頑張ってください!」と返ってきました。

1/10は首都圏中学入試の実質的な解禁日です。(具体的には埼玉県の私立中学校の入試解禁日)多くの親御さんが出勤の遅刻を申請し、多くの子供たちが小学校を休んで受験に向かう日となります。本日の受験がない小学6年生も、1/10はみんな学校を休むから体育のバレーボールが楽しめないと言っていました。

さて、本日向かったのは開智中学です。この学校は入学当初から2つのクラスに分けた運営をしており、必然的に入試も2つに分かれます。こういった入試形態の場合に多いのが「スライド合格」。この学校も例にもれずこの制度を採用しており、本日の場合には「一貫クラスの入試だが成績によっては先端クラスでの合格を得ることができる」といったものです。子供たちに自信をつけてもらうためにこのような制度をうまく使いたいものですね。

そんな一貫クラス第1回入試。学校発表では男子842名、女子657名、合計1499名の出願。近年になって受験者が増え続けており、開智中学に加えて埼玉スーパーアリーナも入試会場として採用しているほどです。

当日は開智小学校が普段使っているスクールバスに加え、バス数台をチャーターして駅から学校までのピストン輸送をしているのですが、いやーすごい人です。バスからも降りてくるわ歩いてきている人の波もあるわで、目当ての子を探すのも一苦労です。

今日の子は親子そろって体育会系なので歩いてくるだろうと踏んでそちらを注視していたところ、案の定。何としても見つけて話しておきたかったのでまずは一安心です。

昨日漏らしていた弱音についても話し、特に苦手意識のある算数についても話し、全力でぶつかってこれるように祈りながら送り出しました。進学する可能性のない学校でも、今までと違う感覚で臨んでいることでしょう。合格不合格の出る試験特有の空気を感じ、一段成長してくれることを願っています。