本日は渋谷教育学園渋谷中学校(通称:渋渋)に行って参りました。
複数日程の入試日がある学校にしては珍しく、第2回の試験の前に第1回の合格発表がされない学校です。そのため、ここを第一志望とする子どもたちの多くは第1回、第2回と連戦してきます。
本日のロジムっ子もそんな中の1人。昨日の夜には「先生たちは応援に行けないかも知れない」と言って心構えを話して教室から送り出したのですが、来ちゃいましたよ。
さて、先ほど話した通り渋渋が第一志望の子どもたちは2連戦です。学校発表では、第1回入試が男子178名、女子264名の計442名で、第2回入試が男子416名、女子341名の計757名となっています。第2回入試の募集人員は70名。倍率10倍以上の超難関に見えますが、第2回に関していえば合格者数を多く出すので実質倍率は男子で約3倍、女子で約6倍程度となります。
各塾の先生たちも慣れたもので、第2回の入試では応援の人数が多くなる傾向があります。2/1しか入試日程がない学校を優先して応援に行くからですね。そしてこの学校の前の道が狭く、列に並んでいたら目の前に来るまで子どもの顔が見えない。そこで一計を案じます。目の前が横断歩道の場所に陣取れば、視界は良好です。
僕がいるのを見て驚いた様子を見せていました。先生はうそをついたわけではありませんよ。だって昨日ちゃんと「いけないかも知れない」と言いました。
付き添いのふりをして学校の中まで一緒に行き、少し話してから送り出しました。その後、30分ほどお母さまと立ち話。本人にも伝えているであろうけど、ここでお母さんの代わりに伝えますね。
小さい頃からみんなに「しっかりした子」と言われていたけど、私たちから見ると「次は何やるの?」とやることを全部親に聞いているただのいいこちゃんだった。それが、最近はやるべきことを自分でしっかりと考えて決めて実行しているので、私も自信を持って「娘はしっかりした子」だと胸を張れる。
だそうですよ。中学入試の結果はもちろん大切でしょう。しかし、その結果が出る前に、もっと大切なものを手に入れていますね。僕もそのような子を教えていることを誇りに思っています。