「間違えて人に聞く事は恥ずかしい事じゃない」芝田山親方

夢の課外授業

2015年11月6日、福岡市立春住小学校で夢の課外授業が行われた。講師は芝田山親方とお弟子さんの3人。はじめの授業では親方の生い立ちや力士になるきっかけなど、子ども達とトーク。自分の失敗体験を話して「最初は誰でもできない。《おはよう》や《おやすみ》の挨拶も家族に習うでしょ。だから失敗を恐がらないで、次は間違えないようにしようと考える事が大切。」と語った。また、力士へなり方や、普段稽古場での様子、横綱や大関の歴史など分かりやすく説明し子ども達と和んだ。
その後6年男子と相撲を取組んだ。6年生の男子は、地元で毎年行われている奉納相撲大会に参加していることもあり、まわしをつけて気合い十分。股割や四股などの準備体操中も担任の先生から「そんなんじゃ勝てないよ!」と応援がとぶ。子ども達も取組前には大きい声で挨拶をし、取組への心意気はさすがだった。いざ取組が行われるとパンッと大きな体に向かっていく子ども達にビクともしない力士たち。何度も立ち向かう姿に全校生徒も応援し大いに盛り上がる授業となった。
最後に芝田山親方から「間違えて人に聞く事は恥ずかしい事じゃない。いくら間違えて、負けてもいい。本番で勝てばいいんだから。みんな大きな夢を持って頑張って!」と子ども達の未来に期待した。

まとめ