共同作業の魔法 作曲授業 VERBAL(m-flo)

夢の課外授業

2008年9月11日、音楽ユニットm-floのVERBAL(バーバル)さんと一緒に、横浜市東汲沢小学校に行ってきました!

m-floの魅力は、そのボーダレス性。国籍や、言語、曲のジャンル、さらにはメンバーや、レーベル等、ありとあらゆる既成概念を越えていくところは、とても刺激になります。
また、曲ごとにゲストを加えるコラボレーションスタイルを確立したのも彼らですね。今回の授業のテーマは共同作業。
共同作業が生む驚きや感動を生徒が感じ取ってくれればと思います。HIPHOPとどんな音楽か、分かりやすい語り口で話すVERBAL先生。

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実際にやってみるのが1番!
と、クラスの歌をつくってみることに。
授業時間中に曲を一曲仕上げるなんて可能なのだろうか・・・、
とスタッフ一同ひやひやしましたが、すごいんです。
できちゃったんです。いまでも耳に残る6年2組クラスの歌です。
VERBAL先生の授業運びのうまさもありますが、生徒がすばらしかったです。

学校の先生との強い信頼関係があり、いい授業にしようとする担任の先生、
それに答えようとする生徒たちの姿はなかなか感動ものでした。
「さあ、どんなテーマで曲をつくろうか」と生徒のイメージを引き出すVERBAL
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ラップをつくるコツを伝授。押韻や語順などレベルの高いお話しです。
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グループに分かれて作詞作業  それぞれのグループをまわって教えるVERBAL先生。
魔法のように生徒の発想を引き出していく姿が印象的でした。
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VERBALが用意したトラックに合わせて、クラスの歌が出来上がります。
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グループごとにまず発表。振り付けまで自然と自分達で考えていたのには驚きです。

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写真をわすれたのですが、最後はそれぞれのグループの曲をつないで、一曲に。
大盛り上がりでした。
今回は、有名人が前にでて曲を披露して「わー」「すごい」「拍手!」というのとは
全く違い、講師はあくまで「生徒の発想を引き出す」という役を。
やっぱりうまかったですね。さすが master of ceremony です。

1人ではできないことも、友達となら、先生とならできるようになる。
1+1は3にも4にもなるという、共同作業が生む相乗効果を
生徒が感じてくれたのではないでしょうか。