夢の課外授業は、各界で活躍する人物を講師として小学校・中学校に招き、生徒に語り掛け、対話を行い、また共同で何かを創り上げるプロジェクトです。このプロジェクトは、小学生・中学生が目標を持つためのきっかけになることを目指し活動します。
「夢の課外授業」は、beyond2020プログラムの認証事業です。
beyond2020プログラムは日本文化の魅力を発信するとともに、2020年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラムです。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/beyond2020/index.html
二十一世紀倶楽部事務局長
「夢の課外授業」総合プロデューサー 一木 広治氏
我々は、大きな時代の転換点の中、本来社会の財産である子どもたちを取り巻く環境の悪化に危機感を感じ、2000年度より「夢の課外授業」をスタートさせました。子どもたちに「夢」を持ってもらい、挑戦する気持ちをもってもらおう。それが「夢の課外授業」が目指すものです。2001年度から「子ども夢基金」の助成活動にも認定されています。
教育- education -の語源は「引き出す」こと。
子どもたち一人ひとりの内面にある可能性、力を引き出してあげること、そして各界の”本物”に触れ合うことで、努力すること、チャレンジすることの感動、そして目標を実現することの感動を感じてもらえたらと思っています。そしてまた、難しい教育現場におられる中、子どもたちに熱い気持ちを持ち続けている先生たちのサポートを行い、未来の社会作りにつなげて行きたいと思います。そして、2011年に起きた東日本大震災の被災地に向けた「希望」プロジェクトもスタートしました。
日本の将来は今の子どもたちが支えるのです。そして子どもたちを育てるのが、社会と我々大人たちの責務であり、それが日本の発展につながると、我々は信じています。
「夢の課外授業」発起人
前田 亘輝(TUBE)
ボランティアで子どもたちに夢を与えるようなことを何かしてあげたい。どんな子どもでも飛べるんだ、羽ばたくチャンスがあるんだということを感じてほしい。僕らが教育するんじゃない。人間は誰でも可能性を持っているということを感じてほしい。そして、それは先生も同じで、僕らが先生をサポートしてあげて、先生のいいところを引き出せることができたら素晴らしいことだと思う。
=============================
「夢の課外授業」賛同者代表
工藤 公康
僕が子どもたちに野球を教える基本にあるのは、「野球を楽しんでやってほしい」ということ。だから当然、壊れてほしくない、痛めてほしくない、という思いがあります。
最近はけがをして手術する子どもが増えていると医師の方にお聞きしました。健康な体のためのスポーツなのに、そこまで体を壊してしまってはもともこもない。そこでの健康管理の大切さを、僕らスポーツ選手が伝えていかなければならないと考えています。