3月6日、7日に渡りお馴染み水内猛先生、山下芳輝先生の“夢の課外授業“を行いました。今回あいにくの空模様で、屋外の実技が室内へ変更になり、両先生とも急遽室内用に実技をアレンジして頂きました。
初日水内先生は福岡市立石丸小学校へ。サッカー経験者でなくとも、“誰もが簡単に参加でき、楽しめる“、”頭を使いながら身体を動かす” そんな内容が水内先生の授業です。あっという間に子供たちはその楽しさに引き込まれ、夢中でゲームに取り組みます。水内先生を中心に輪ができ子供たちの歓声が体育館に響き渡りました。すっかり水内先生と仲良くなった子供たちは、水内先生の話も熱心に聞き入り、積極的に質問も出て、最後まで熱く、楽しい授業となりました。
また、山下先生は福岡市立多々良小学校へ向かいました。地元ということもありテンション高めな様子。ボールを使った『だるまさんがころんだ』のゲームではボールを大きく投げるとタイミングが難しいのか勢いでアウトになってしまったり、不意打ちのフェイントにひっかかる子供たち。最初少しつまらなそうにしていた子供たちも最後は全員楽しんで取り組んでいました。
福岡での開催2日目、水内先生は福岡市立春吉小学校へ。
今回はじゃんけんを身体を使って表現する脳の体操からスタート。恒例となりました『だるまさんがころんだ』を個人、数人、クラス対抗とアレンジしたり、どうやったらうまくいくかをクラス全員で考えさせたりと、1つのゲームでも子供たちの集中力を切らせません。水内マジックで子供たちはその楽しさに引き込まれ、夢中でゲームに取り組みます。
水内先生の現役時代を知らない子供たちにその雄姿を見てもらおうと、当時の映像を見せたところ、先程までの仲良し先生から、「かっこいい!」、「すごい!」と水内先生を見る目が尊敬する眼差しへと変わりました。お話の授業も水内先生の話も熱心に聞き入り、「夢を見つけることの大切さ」、「あきらめない気持ち」を学びました。
2日目山下先生は福岡市立東花畑小学校へ向かいます。
昨日に引き続きボールを使った『だるまさんがころんだ』のゲームです。手をつないだ状態でクラス対抗戦を行うと、子供たちは大きい声で「動くなよ!」「フェイント来るぞ!」「ストップ!」「しっかりボールが上がってから!」と声を掛け合っていました。その姿に学校の先生も真剣に判定をしたり授業を楽しんでいる様子でした。
その後のお話の授業では、実技で行ったことをふまえて“協力することの大切さ、一生懸命取り組む姿勢”を伝えたかったとお話しされました。また、自身プロになり大怪我をしたときサッカーが嫌いになったときのことをお話しされました。そのとき友達から“待ってるぞ”と声を掛けられ、またサッカーが好きになり復帰したこと、その後日本代表にも選ばれたことを明かしました。“友達は何気ない一言だったかもしれないけど、本当にその一言で勇気をもらった、だから友達は大切にして!”と伝えました。最後に夢を叶えるために“具体的に考えることが大切、そうすると、やらないといけないことが一つ一つ出てくる”とアドバイスしました。