粘り強さが身につく声がけ

ポイントは2つ

(1)結果を褒めない

(2)過程を褒める

子どもの時間感覚は大人とは違います。1ヶ月後の成果のために目先の1日の我慢が出来ないのです。子どもにとっても1ヶ月は大人に比べて遥かに長く感じています。

そんな中でも粘り強く取り組む姿勢を身につけるには、成功体験が必要です。しかし、そもそも人生経験がないので成功体験自体もまだ足りないのです。

子どもにとっての成功体験は、結果が出たということだけではありません。「褒めてもらえた」という経験も成功体験です。非常に強い動機になります。

粘り強くがんばった。試行錯誤をした。ということをしっかりと評価してあげてください。

点数を褒めていると、子どもは点数が取るということだけが目的化します。ズルもしますし、点数が取れそうなものに逃げこむようになります。

同じことを繰り返して、粘り強いというより鈍感なだけでは?というお悩みを受けることもありますが、粘り強い試行錯誤からうまく前進する方法こそ「ロジカルシンキング」の出番です。