2014埼玉・千葉・関西の受験も大詰め

先日の渋幕の入試を終え、事前入試もほぼひと段落。
あとは明日の立教新座を残すのみとなりました。

連日の入試と、入試応援で、遅寝早起き、いつ眠るの、という生活が
すっかり染みついてしまいましたが、それも2/1までしばしお預け。

今年もロジム生たちは東奔西走の1月となりました。

千葉3連戦を戦い抜いた子もひとまずお疲れ様でした。

そんな中、今年は久しぶりの関西遠征なんという出来事もあったので、
ちょっと書き留めておきます。

灘中学、言わずと知れた関西のトップ校。
毎年「理Ⅲ」を含め、数多くの医学部進学を誇る日本一の学校のひとつです。

関東の学校とは入試のスタイルも違います。
国算理の3教科で社会はなし。しかも国算は二日に分けて、スピード・知識重視の
問題と思考・記述系の問題とに分かれて出題されます。

今まで数回入試応援に関西まで駆けつけたこともあります。
今年も土曜の授業のあと、車で応援したあと、関西の友人とお茶をして、
翌日の市川にとんぼ返りなどという計画をたて、友人のアポもとりましたが、
他の業務もあって涙の断念。

当日は生徒と電話で話し、応援しました。

関西の応援はかつては浜学園「常在戦場」ののぼりを掲げ、校庭で当日問題演習をやっていたり、円陣を組んでいたりしていましたが、今年は結構静かで、逆に
不気味だったというか、慣れなかったというのが生徒の電話口での感想。

アウェーの緊張感かな?とも思いましたが、電話での声はしっかりしていたので、
いつも通りやっておいで、と声をかけると、頼もしい声で「がんばってきます」との
一言。

翌日の試験終了段階では、「微妙」「苦戦した」という、正直な感想が返ってきました。国語の季語も対策はある程度してきましたが、やっぱり自信がない問題が多かったとのこと。

本日、千葉入試も終え、二人で渋幕と灘の問題を省察しましたが、しっかり
考えて対応できていました。
中には、私よりスマートに解いている問題もあり、何とも頼もしい限り。
こういう時間は私にとってもとても有意義です。

無事に合格した生徒曰く、
「やっている最中は、確かだという自信が持てないんですよね。
(場合の数で)数えもれがあるんじゃないかとか。あと、この問題は飛ばしていいのか、という判断が難しくて。」
とのこと。

これが難関校の入試の現実です。

一筋縄ではいかない入試問題では、手ごたえなんて確かなものは存在しません。
むしろ不安な中、できる限りの注意深さと、この問題は飛ばそう、という決断を
していかなければならない場面がほとんどです。

大切なのは、その場の判断に自信を持つことと、「見たことある」という問題に
十分注意を払うこと。そして1教科終わったら、次の教科に向けて、気持ちを
切り替え、新鮮な気持ちで臨むこと。

これがきちんとできていれば、合格は自ずと見えてくる、
そういう学びを今までロジムでさせてきて、そういう結果が今年も出ています。

さあ、いよいよ2月の本番間近です。

気持ちを新たにし、粛々と当日までの時間を過ごしましょう。
ロジムは最後まで、君たちの学ぶ意志、成長しようという意志を全力でサポートします。

           
                                                 む