ときには理屈で

こんにちは。竹村です。

ところで、竹村は生徒に何か言うことを聞いてほしいときは
だいたい同じことを同じフレーズで何度か言うように
しています。
「いす後ろに倒さないの。頭打つから。」
といった感じです。

ただ、同じことを何度も言っても改善しないことも
何度もあります。特に抽象的なことは改善しにくい。

「めんどくさがらずに取り組んで」
「基本を大事に」

といった内容は、大概何度言っても改善しません。
ロジム生は頭がいい子が多いので、そういう時は
無理やりでも理屈で説得することにしています。

以前ここで書いた気がする
「頭の良さがボトルネックにならない子は、頭の良さ以外の
要素でパフォーマンスが決まる。それと、頭の良い学校に行けば
頭の良さの価値が希薄化するから意味ない。」

やら

「問題のうち簡単な部分をあらかじめ身に着けたプログラムで
注意資源を振り向けずに終わらせることができれば、
本質的な部分に注意資源を集中できるから有利。」

なんて理屈は、賢い子供には不思議と結構効きます。
別に正しい保証はどこにもないのですが、
工夫して考えた理屈は屁理屈なりに説得力を持つようで、
意外と集中して取り組んでくれるようになります。

そんなわけで、賢い子に言うことを聞かせたいときは
それなりに自分の中で理由付けを用意しておくよう
心がけています。