読み方を教わるべき種類の文章というのはあります

「”このように” ”つまり” という言葉の後に着目する。
そこには、筆者の言いたいことがまとめて述べられている。」

という記述を見ると、ある一定数(しかも割りと多くの)の大人は「なにか文章を記号的に読んでいるようで嫌だ」と思うようです。あたかも「試験のためのテクニック」で文章を読んでいるように思えるのでしょう。

これは理解できないことでもなくて、確かに自分が好きな小説や、映画について、「ここでは短い文章を敢えてつなげることでスピード感を出し、主人公の焦る気持ちを演出している」とわざわざ”分析”してもらうのはあまり好きではありません。

しかし、説明文や教科書など、論理的にものごとを伝えることを主目的とした文章においては、やはり「このように / つまり 」の後には大事なことが書いてあり、そこは見落としたらアウトなわけです。
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文章を「しっかり」読む方法というのはやはり一度きちんと意識して学習した方がいい、と思います。

(そして、それ以上に、その文章が書かれた目的(小説なのか、説明文なのか)についてきちんと意識したほうがいい、と思います。)

 

 

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