5/9・5/10 3年社会

農業、とりわけ稲作について基本のキの字をやりました。
農業は、気候等自然環境とのからみや、政治との間で意思決定がなされること、世界との関係など、まさに社会科で学習するエッセンスがつまった分野です。
農業を考えることを通して社会を考える入り口になればと思います。
農家の後継ぎ問題を考える際に、
若手がやりたがらないから、土地がたりないから、等々問題点としてあげる教科書がありますが、どれもこれも多分に「卵とニワトリ」な関係になっている点には気づきましょう。
農業が衰退するから若者がやりたくないのか、若者がやりたくないから農業が衰退するのか・・・。
そうじゃなくて、単純に「苦労の割に儲からないから」という点でも物事を考えるようになってくれるといいなと。
一部の大人には小学生が経済性のことを考えるのを嫌がる人もいますが、いつまでも「なにも知らない可愛い子供」にしておくことはできませんよ。