小5算数 第7回

●数列
あまりに関する問題は主に6種類
(1)aで割るとb余る
最小のものはbであることを忘れずに。
(例)5で割ると2余る最小のものは7ではなく2です。

(2)aで割っても、bで割ってもc余る
最小のものはc、その後はaとbの最小公倍数を加えていく

(3)aで割るとb余り、cで割るとd余る
最小のものを見つければ、それにaとcの最小公倍数を加えていけばよい。
つまり最小のものはaとcの最小公倍数以下になるので、それは調べていく。

(3)’aで割るとb余り、cで割るとd余る。特にa-b=c-dになっている場合。
(例)7で割ると5余り、5で割ると3余る。7-5=5-3になっている。
7で割ると5余る数は7の倍数+5ですが、言い換えると7の倍数−2
同様に5で割ると3余る数は、5の倍数−2
つまり求める数は7と5の公倍数−2になっている。

(4)aで割るとb余り、cで割るとd余り、eで割るとf余る。
3つの条件のうち2つを満たす数を調べ上げて、その中から3つ目を満たすものを探す。それにa,c,dの最小公倍数を加えていけばよい。3つ目は分かりやすいもの(例えば5で割ると3余る数は一の位が3か8なので見つけやすい)にしておくとよい。

(5)数列ではないが
a「を」割っても、b「を割っても」余りが同じになる数。余りは不明。
線分図で余りを左側に揃えると視覚的に理解しやすい。aとbの差もその数で割りきれるはず。つまりaとbの差の約数が求める数になる。

●方陣算
〜算とつけるのには違和感がありますが・・・
中空方陣の絵を描くときに、角を●で表しておくと重なりをイメージしにくい生徒でもミスが減るはずです。
IMG_9636.jpg

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