トレードオフ?思考

こんにちは。竹村です。

子供が陥りやすい不思議な思い込みに、
個性や能力があたかもトレードオフになっているかの
ように感じて自分の限界を設定してしまう、
というのがあるように思います。
たとえば、「自分は勉強ができない“代わり”に運動ができる」
とか「自分は算数が苦手な“代わりに”国語が得意だ」
とか。

この考え方は、得意なほうには、「好き→得意→自信→好き」
のサイクルを働かせますが、苦手なほうには「嫌い→苦手
→自信喪失→嫌い」の負のサイクルを働かせます。

「運動がきるからって勉強が苦手になるわけじゃないよ。」
「国語が得意だからって算数が苦手になるわけじゃないよ。
両方できてもいいんだよ。」

と教えてあげることは、一部の子供にとってはとても意味が
あることなのではないかと思います。