これを読んでも図形に強くはならないと思いますが、図形をじっくり愉しむには良い内容です。
以下、出版社の紹介文です。
幾何学とは,図形を研究する学問のことです。幾何学は古代エジプトで土地を測量するため生まれたとされています。そして,現在でも幾何学の知識は,何かを設計したり,形づくったりする際に不可欠なものです。
本書では,幾何学の歴史から幾何学の基礎,そして,「円」と「球」についてくわしく紹介しています。また現在,2兆けたをこえた「円周率π」についてもくわしくみていきます。
また,最も美しい比率といわれる「黄金比」が,図形や自然界にしばしば出現する謎にも迫っていきます。さらに,現実にはあり得ない図形(不可能図形)で有名な「エッシャーのだまし絵」の立体化などにも挑戦します。教科書では習わない図形の魅力が盛りだくさんの1冊です。ぜひご一読ください。