4年算数の総まとめテスト2回目が終了。あっという間に差がつきました。
テストの内容は前回から数字が変わっただけのもの。新たに上位陣に加わった生徒は4,5回は繰り返してきたようですね。
繰り返し取りくんで覚えるというのは、勉強の中で最も単純で簡単な作業です。これを怠ったり、自分の記憶力に見合わぬ練習量でテストに臨むというのは話になりません。
何度も言いますが、今回のテストでは考える力や試行錯誤する力など全く問われていません。定義、アルゴリズムという基本部分を覚えてきたかどうかだけです。九九を覚えていないのに、算数を考えることなどできないのと同じレベルです。
まだ間に合いますが、こういった姿勢の違いによって半年もたてば小学生のうちには決して埋まらない位の差がつきます。
(アドバイス)
わかっている問題も含めて、テスト形式で何度も解きなおしましょう。10点以下の生徒はテスト1、2を少なくとも5回ずつ位解きなおさなければなりません。
(次回「テスト3」のヒント)
問1:いつもどおりの計算。ここを間違えているようでは前途多難。
問2:各図形の面積の公式の確認。まずは公式どおりの式を作って、四角を求める計算に持ち込みます。
問3:日付の計算。今回は年をまたぎますが、これまでどおりの5問構成。
問4:四捨五入の問題。元が整数なのか、小数なのかで「以下」「未満」の使い方に注意。4年下p127の6番の類題となっています。
問5:多角形の内角に関する問題。絵を書けないぐらい頂点の多いものなので公式とその考え方を確認しておくこと。また、テスト2より少し複雑な立方体の展開図も出題します。
問6:等差数列とその和の問題。今回は、減っていく数列です。
問7:(1)は面積を求める問題。これまで学んだとおり正確に底辺と高さを把握することが大切。(2)は久しぶりに角度の問題。対頂角、錯覚、同位角に関する正確な知識が問われます。4年下p17の2番やp18の3番の類題ですが、テキストの問題のように見た目である程度わかるようなものにはしません。
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