山下芳輝先生、堀潤先生をお迎えして夢の課外授業。

夢の課外授業

3月5日、福岡市立下山門小学校でサッカー元日本代表の山下芳輝先生をお迎えして夢の課外授業を行いました。

小雨模様となった今日、実技の授業では体育館で児童と一緒に体を動かすゲームを行いました。

笛がなった数だけ人数を集めていくゲームでは笛の数が多くなっていく程みんなで大きな声で数を数えたり、山下先生や周りにいる先生をつかまえたり必死に数を合わせていく姿が見られました。それでも数が合わなかったチームへ山下先生が“好きな◯◯は?”とインタビュー。男の子に“好きな子は?”とインタビューすると、周りの子たちが一斉に大盛り上がり、微笑ましい場面がありました。
またボールを手から離すと進んで良い「だるまさんが転んだゲーム」のクラス対抗戦では“よーい、スタート!”の掛け声や笛の合図につい体が動いてしまい失格のクラスが続出。“みんなどうやったらできるかクラスごとで作戦会議してみて!”とクラスの協調性を試すゲームとなりました。

児童もすっかり山下先生と仲良くなった後は『夢』についてのお話の授業。
“まず目標を立てることが大切。目標に向かって練習したから高校サッカーで全国にも行けたし、ライバルの学校にも勝てた”と自身の経験を元に児童に伝えました。

またこの日、福岡市立鶴田小学校でジャーナリストの堀潤先生をお迎えして夢の課外授業を行いました。

まず『事実と意見』をテーマに児童にお話の授業。
“ニュースを見る時にメディアに映る姿を「そうなんだ」でなく“本当かな?」と思うことが大切。そう思うことによって友達同士でも、例えば、話してもいつも笑ってる子がいたとして「あの子いつも笑ってるよね」で終わりでなく「本当は自分の気持ちが上手く伝えられないから笑ってしまっている」と相手の本当の気持ちが聞けて分かるようになるよ”と伝えました。

また“誰かに話す時は主語を小さくするすることが大切。例えば「最近の若者は◯◯だ!」「いやいや、最近の若者は◯◯だから◯◯だ!」と討論しても主語が大きすぎるから結論も出ないし解決もしていかない。悪い時は主語が曖昧だとは風評被害にも繋がる。取材するときも主語を小さくして事実を丁寧に伝えることが大切”と話しました。

最後に『言葉の因数分解』をテーマに授業。児童に“やさしさって何?”と聞くと“気づくこと!”と即座に答える児童。その回答に思わずハッとさせられる堀先生の姿がありました。