良いお年を  2015年大晦日

良いお年を。

2015年まず個人的には自らの目標・課題解決を前に進めることができた1年でした。御協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。

また、多くの環境変化を実感した一年でした。近い将来の大学入試改革、更には「一体この国はどうなるんだろうか」という社会全体の不安感は確実に小学生の学習環境にも影響を与え、右往左往する塾関係者・保護者・学校関係者の様子が見られました。そういった時だからこそ、ロジムは塾・学習サービスの提供を通して、どういった人間を輩出したいのか考えるべきだと強く感じました。

「自立して生きる社会人」というのは教室パンフレットに書かれたものです。
もっと具体的に以下のような人物の輩出がロジムの使命だと強く感じた1年でした。

1, 消費するだけの人物でなく、生産する人物として

溢れる情報や商品をただ漫然と消費するのではなく、作り手・生み出す人であるべきという意識を持つ人物。世の中には、情報や商品、価値観や仕組みを作り出す人と、それを消費しフォローする人の2種類しかいません。単純労働が世の中から減り、「生み出し屋さん」のみが「自分のやりたい仕事」「やりがいのある職」を行えるのです。課題を解くだけの人でなく、課題を設定できる人、ゲームをするより、ゲームを作る人。記事を読むだけの人でなく、記事を書く人。仕事をこなす人でなく、仕事を作る人。そんな人物として社会を引っ張って欲しいと思います。

2, 人と違うことの価値をより強く意識できる人物

隣の人と「違う」ということがどれだけ価値のあることかを知っている人物。正しいか正しくないかより、どれだけユニークか。この価値観を大事にしたいものです。「人と違ってたっていいじゃないか」というような言い方がありますが、それどころではなく「人と違っていないと価値が無い」というレベルの発想転換ができる人物が多く社会に必要だと感じます。

(いずれも今の自分自身が「もっとこうありたい」というものです・・・。)

2015年 ありがとうございました。
担当業務の変化でめっきりロジムの教室には足を運べなくなってしまいましたが、ロジムにいつもご理解くださっている保護者皆様、関係企業の皆様に御礼申し上げたいと思います。来年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

そしてここで書くべきことではないのかもしれませんが、いつも真摯に生徒と向き合っている先生・そしてスタッフ職員の皆さん、日々ありがとうございます。皆さんの日々の指導や業務がロジムという学び場を作ってくれています。

そしてそして、ロジムに通う生徒の皆さん、
来年も日々進化して我々を驚かせて下さい。学習はコップに注ぐ水と似ています。成果がでるまで辛く先が見えない時期も必ずありますが、コップの中の水は着実に増えているはずです。そして一度溢れ始めると後は注いだ分だけ水は溢れてきます。自分たちがやっていることがとてもレベルの高いことであり、そして将来皆さんを必ず助けるものだと信じていて欲しいと思います。

では再び、良いお年を。
2015年大晦日 野村