勉強は将来のためにするものか

野村が小学生への英語学習について考えていた時に、たまたまロジムで自習していた中学部生徒に声をかけました。小学生のころからダントツに学習に前向きで、そしてもちろん成績もよかったロジム中学部生徒です。「小学生のころから英語ちゃんと勉強してたよね? 今役立ってるなと実感することってある??」とアンケートしてみました。「学校の英語の授業でみんなより早く新しい文法を理解できる」とか「リスニングに慣れているのでそこは困らない」とかそういう答えを期待しました。

生徒はしばらく考えこみ、「うーん、役に立ってるっていうより、その時、英語ができたおかげで(海外のサマースクールにいって交流したり)他の子はしていない体験ができたというのがよかった。その体験っていうかものの見方?がもしかしたら今の自分に役に立っているかも。」

大人はついつい「将来役に立つ」「この仕事に役立つからやる」「試験にでるから」という功利的な視点で考えてしまいがちです。投資対効果で考えてしまいます。

しかし、本来学習ってそういうことだけではないのだなとハッとさせられた生徒との会話でした。

いやーしかし、スケールの小さい答えを期待して、スケールの小さい質問をしてしまったと反省です・・・。

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