絵本は読み聞かせがオススメ

小学校の授業に沢山絵本を使っていたという、元教師の方のお話を聞く機会があったのですが
「小学校低学年より高学年の方が絵本の受けがいい」そうです。

私自身今まで幼稚園教諭、学童保育所指導員として
低学年以下の子ども達に、よく絵本を読み聞かせてきました。
そして、3年前に絵本セラピーというものに出会い
大人に絵本を読み聞かせて、絵本を比喩に自分と向き合うワークをして、感じたことをシェアし合うという絵本セラピストとしての活動もしていますが
小さい子どもとはまた違った楽しみ方、響き方をするようです。

同じ絵本でも人によって全然違うポイントが心に響いていたりして
感じたことをシェアすると、自分には全く浮かばなかった感想が出てきたりして面白いです。

そして同じ絵本を、同じ人でも
その時によって感じることが全然違うこともあります。
以前読んだ時には全く浮かばなかった気づきポイントがあったりします。

絵本は心の鏡であるかのように、今一番心にあるテーマのようなものを映し出してくれるのかなと感じます。
年を重ねるごとに様々な経験を重ね
その人自身が深まっているので、大人ほど深く響くのでしょうね。

そして、絵本は自分で読むより人に読んでもらうのがいいそうです。
絵と言葉を同時に味わえるので、より楽しむことができますし
読み聞かせが脳に与える影響を研究している方もいらっしゃいます。

「字が読めるんだから自分で読みなさい!」
な~んてことは言わずに是非読んであげほしいなぁと思います。

読み聞かせると
「もう一回!」
と小さい子ほど要求してきますが
是非もう一回読んであげてください。

そして、絵本を小さい子どもだけのものにしておくのはもったいないです。

高学年のお子様にも…
友達同士でも…
ご夫婦間でも…
お子様が親に読み聞かせするなんていうのも楽しいですね。

たまには『家族de絵本』の時間をつくるのもいいんじゃないでしょうかね~☆