よくある質問 宿題の手伝い方

毎度言っていますし、何回かブログにも書いているのでお馴染みですが、保護者の宿題の手伝い方を軽く説明。
本来、保護者が宿題を手伝わなくてはいけない時点で、内容のレベルと生徒の意識がマッチしていないので、そんな宿題をやる意味はなくて、白紙提出や宿題不履行で低評価を受けたり、授業についていけなくて、痛い目にあったほうがいいのですが・・・。
現実問題、家庭でそこまで割り切るのも難しいし、せっかく塾に行かせてるという意識もおありかと思います。実際の落とし所を下記に。生徒によって宿題の手伝い方も様々でしょうから個別にご相談くださるとなお良いと思います。
低学年時は、問題を一緒に解くのではなく、問題の状況設定を一緒に読み解いて上げましょう。設問を一緒に読み、何を問われてるか生徒に問いかけ、説明させる。また、算数の文章題だったら一緒に問題を図にする。
ここまでで十分です。
生徒が問題を解けない時、往々にして「何を聞かれてるかが分かっていない」という状態になっています。多くの生徒はここがボトルネックになっています。
そしていざ解答作成になったら手をかさず自走させましょう。細いところは気にせず、生徒が自分で解答を仕上げるという作業を最優先させましょう。
高学年時は、保護者が一緒に宿題を手伝うというのは、百害あって一利なしです。学習環境を整え、邪魔をせず、生徒の興味、関心ごとに注意を払って下さい。あとは、講師に質問に行く背中を上手に押してあげて下さい。
やはり、講師に質問によく来る生徒ほど成績はよく伸びます。