授業メモ 4年生 理科 「月」

ずいぶんと遅くなりましたが、ここ最近の4年生理科(代々木)クラスの授業メモです。
「月」、「太陽」という重要回をあつかったのでアップします。
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4月13日(水曜) 理科
テーマ: 月の満ち欠け
テキスト該当回:第9回
復習ポイント:
4年理科、ひいては小学生理科の分野の中でもっとも理解に時間とコツが要る分野です。この分野をうやむやにし、分からないまま「理科嫌い」「理科苦手」の意識を持ってしまう生徒が多い分野です。理科単元の中の1つという以上の意味合いがある重要な回ですので、普段にも増して時間をかけて復習が必要です。
(分かるととても楽しい分野です。宇宙にわくわくしない小学生なんてそもそもあまりいません。余談ですが。)
「時刻を指定され、方角を指定され、見える月のかたちをかけるようになる」ことがこの学年のゴールです。「午後6時東の空の月」といわれて、丸暗記ではなく、簡単な模式図から月のかたちを導ければ今日の2時間は吸収できていたと判断出来ます。
新演習テキストは今回使っていませんので、授業プリントのすべての問に対して自分で模式図を書き、答えが出せるようにします。テキストをやる必要は全くありません。授業プリントを完全に理解することが最も大事なことです。(新演習は後日課題にします)
またこの分野はできるようになる生徒と苦手なままの生徒の違いがはっきり見て取れる分野です。できるようになる生徒はノートや問題のはじに簡単な月、地球、太陽の模式図を書き、(暗記ではなく)月のかたちを導きます。できない生徒はこれを(めんどうに感じるのか)やりません。
復習の際は必ず、月、地球、太陽の模式図を書くように指導御協力下さい。
また入試という小さい話で恐縮ですが、この分野は暗記学習は弊害です。丸暗記でこの分野を乗りきろうとする生徒がこの分野の問題で落とされる生徒です。問題作成サイドがこの分野の問題を作る際に考えることは「丸暗記ではなく原理原則に目を向けている生徒をとりたい」ということのみです。

宿題:
1)授業プリントの復習
2)添削プリント
追記)
今回の範囲は、とにかくうやむやにして進んではいけない範囲です。上にも書きましたが単に1つの単元という話ではなく、理科に対する姿勢を分ける範囲と言っても大げさではありません。
わからな箇所は必ず個別に講師に聞きに来て下さい。
毎年、この回の添削プリントは5往復当たり前という単元です。