わからないことと付き合う姿勢

完璧主義とはよくいったもの。何かを完璧に出来ることなんてあるのでしょうか。
わからないことにすくなくとも何日か立ち向かい続けるというのは、高学年になればなるほど必要で、難易度の高い問題や仕事に立ち向かうには必然的に必要なことだ。正直、何日かで解決できるようなものなら良い方で、何ヶ月、何年とかかることもざらであることは、社会人としてまともに働いたことがある大人ならば当然経験としてわかっていることだと思います。
一番コミュニケーションを取る時間が長い大人である保護者の方が、壁にぶつかってぐずっている子供達を励まして、ぶつかっていること、そして悩み続けていること自体の価値を教えてあげてください。答えを教えてあげることは本人の力を伸ばすことにはなりません。子供がぐずらなくなるのでかかる手間は省けますがそこは保護者にしかできない、時間と手間を惜しんではいけない非常に大切なことだと思います。
自分の力で掴み取ったという実感のないものは勝負の場面で信じることはできません。

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