白くまくんおしえて その28

「へんたいじゃなくて、へんとうたい」
 
「記憶する情報かどうかを判断する『海馬』のとなりに、
 好き嫌いを判断する『扁桃体』というのがあるんだ」
「ほお」
「この扁桃体をうまく活用するといいんだよ」
「どう活用するの?」
白くまくんはふしぎそうな顔をして
黒くまくんのモジャモジャした後頭部をみつめていました。

このつづきは、次回……。