入試

の役割は「受験生を学校が欲しい能力を持っている順に並べる」ことに尽きると思います。
その意味で最近の算数の作問は苦労しているなという印象を受けます。

おそらく各学校の200人から300人という定員は均一の能力を持った生徒を集めるといった観点からは少し多すぎるのでしょう。上位合格層とボーダー上の生徒の学力差が非常に大きい。
幅広い学力の生徒をきちん並び替えようとすると、どうしても簡単な問題から難易度の高い問題までを細かく並べる必要が出てきてきてしまいます。

そうして問題数が増えてきて、じっくり考える問題が少なくなってしまいます。

この2年位は、上位校でも入試が簡単になっていますね。学校の先生方は、この方がきちんとした分布になると評価しています。確かにその通りなのですが、小学生が何年かかけて目標とするものです。わくわくして、「是非出来るようになりたい!」と思えるような問題も含めてもらいたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です