自分のペースをつかもう

それぞれがそれぞれの理解力です。大切なのは、自分に合った勉強法を早く見つけること。
特に記憶する方法について。書くのが良いのか、声に出すのが良いのか。週に何回位触れているとよいのか。色々試して、早く自分のスタイルを確立することが、効率化につながり加速度的に良循環を生み出します。
見た目の良いペースが理想のペースかどうかはわかりません。机の上できれいに計画されたスケジュールでは、こなすことは出来ても、身に付くかどうかはわかりません。
ちなみに苅野は、数科目を同時並行で勉強することは出来ませんでした。受験に向けて、1科目ずつ集中して特訓。安定期に入ったら、次の科目という感じでした。時代が違いますが、私は6年生の夏期講習で算数しかとっていませんでしたし、大学受験でも1科目ずつというスタイルで勉強しました。
受験勉強は脇見が一番だめです。適当に参考にしている勉強方法は全く能力が違う人(大概能力が高すぎ)の方法です。しっかり自分の道を見つけて、自分のスタイルで進んでいく。他の人が何をやっているかを気にするのではなく、自分が何をやるべきことをどうやってこなすかに集中すべきです。
以前に他の講師が書いていましたが、社会の知識など範囲指定で予告されているテストで点を取れないのは勉強に対する最低限のスタイルが確立できていない証拠です。3回やってだめなら5回、10回やる計画を立てるべきです。自分と向き合い、自分のスタイルをつかむことが伸びる秘訣です。簡単そうで、他人に振り回されない精神的な強さが必要なので出来な人が多いことです。
こんな単純で簡単なことばかりやっていて大丈夫なのか。と思われる保護者の方もいらっしゃいますが、そのような段階であることを受け入れなくてはいけません。背伸びはけがの元。
基礎を100%に。そのためにどうすべきかをしっかり考えて普段の勉強スタイルを反省してみてください。

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