表にする!今週の1問 ~13回表

今週は、速さの差集め算を表にして考えていきます。といっても、差集め算を利用せず
比を使って解いてしまいますが。

問題
家から公園に行くのに、分速60mで歩くと3時50分に公園に着きます。分速80mで歩い
たとすると3時46分に着きます。このとき、家から公園までは何m離れていますか。

速さの差集め算で解くと、「分速80mで公園に着いたとき、分速60mだと公園まで
60×(50-46)=240m手前にいる。1分だと、80-60=20m差がつくので、240mの差が
つくには、240÷20=12分かかります。分速80mで12分かかるので、80×12=960mにな
る。」このようになります。これを、表にすると下のようになります。

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距離が同じなので、時間が速さの逆比になります。(80×□=60×△なので)

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ここで、時間の差が、△数字の1とわかります。この差は、それぞれの速さで家から
公園まで行ったときの時間の違いになるので、△数字1=4分(3時50分-3時46分)
となります。△数字の3が、4×3=12分となるので、80×12=960mとなります。

表にすることで、80×3と60×4が同じであることが確認しやすくなります。
表は、比を扱うときにわかりやすいという特徴があるので知っておくとよいかもしれ
ませんね。