今週は割合のつるかめ算を表にしていきます。といっても、中川はウソホント表で
は解かず、別の表にまとめます。
問題
クラスの39人のうち、男子の 4/9 と女子の 2/7 の合わせて14人がキャンプに行きました。このクラスの女子は何人いますか。
男子、女子とクラス全員、キャンプに行った人に分けて表を書きます。
男子全員を○数字の9にしたとき、キャンプに行った男子は○数字の4になります。また、女子全員を△数字7にしたとき、キャンプに行った女子は△数字の2になります。これを表の中に入れていいきます。また、クラス全員、キャンプに行った人の合計もいれます。
この表が完成すればあとは消去算です。○数字を36でそろえるために、上の式は4倍、下の式は9倍し、差をとると△数字の10が30人をあらわすことになります。
△数字の1が3人となるので、女子の人数は、△数字の7で21人だったことがわかります。
毎回のことですが、表にすると縦軸と横軸をみることでその数が何を表しているかがはっきりします。また、普通につるかめ算で処理すると、『もし、男子全員がキャンプに行ったとすると… 、39× 4/9 ＝ 54/3人』というイメージしづらいことになってしまいます。
しかし、つるかめ算という算術を使いこなせれば数が汚くなっても問題ないのですが。
やはり、整数の扱いの方がイメージしやすいですよね。