思い込みとコラーゲンと

美容健康に効くというコラーゲン。
鍋に入れたり、健康ドリンクに入っていたりと耳にすることも多いかと。
が、このコラーゲンを口から取り入れて肌の美容に効くということは
ほぼ無いと言ってもいいのは実は有名な話です。
まあ、皮膚を構成するのがコラーゲンだからといって、
コラーゲン食べてそれが皮膚になるわけではないというのは
小学生でもわかりますよね。
髪の毛食べたら、その因果で髪が伸びるかっていったら伸びませんよね。
なので、コラーゲン関連商品は買っても無駄ですよ!要注意!
と言いたいわけでなく、
このコラーゲン食品やドリンク、
肌をきれいにする効果がないわけではないという不思議な話。
プラシーボ効果というのですが、思い込みが実際に効果を発揮してしまう例があります。小麦粉を「よく効く新しい風邪薬です」と嘘をついて患者に服用してもらうと、
患者の何割かは本当に早く風邪が治ってしまう、という実験の話があります。
(「プラシーボ効果」で検索してみてくださいね)
このコラーゲン関連商品も実際の科学的効果は皆無に近いのですが、
プラシーボ効果でお肌に違いが現れることが多々あるとか。
要は思い込みってすごいですね、という話なんですが、
似たことが学習環境についても当てはまること多々ありますよね。
やる気もあり、成績も伸びている人々の中にいると、自分も同類の人間と思い込んでしまい、同じように勉強するのがいつのまにか当たり前になり、自分の成績も上がるというような。
思い込みや、勘違い、使い方によっては底知れぬ力を引き出します。