出題者の意図を台無しにする勉強法

以前確かブログにも書きましたし、再三授業でも生徒に言っていることなのですが再び。

(1)~(3)のようにシークエンスになっている問題を、
(1)をやったらいったん答え合わせ、できていたら(2)、同様に(3)という勉強の仕方は辞めましょう。
(1)を自力で解ききり、そして(2)で(1)が間違っていたことに「自分で」「問題を通して」気づき、そして(1)に戻る、という勉強の真骨頂たる貴重な経験を失っています。

授業をやっていると
「先生、まず(1)だけあってるかみて」という生徒が多いこと。
なんども言ってます。「ぜったい見ない。」
もしくは完全に無視させてもらってます。

先日、
「先生、(1)だけあってるかみて」
「やだ。ぜったいそういう事しないっていってるじゃん。」と野村。
「え、家で勉強するときはお母さんが一個一個見てくれるよ。時間がもったいないからって。」と生徒。
うーん、塾選び間違ってますよ、お母さん。
生徒が塾に来るのは週に2時間から6時間。
家庭学習の時間の方が圧倒的に長い中、難しいですね、ご家庭の勉強の方針と折り合いつけるの。