ロジカルシンキングとハサミは使いよう

こんばんは、野村です。
うっかり本棚にあった高校時代(&続編は大学生のときに発刊)の小説を手にしたところ、いい具合に内容を忘れていました。現在、全く読書の手を止めることができない状況です。しかも本読みながらドキドキ緊張までしています。迂闊に本棚の本を開くものじゃありませんね・・。
衝撃的だったなあと思い出のある小説なのに、それの内容をほぼ全く忘れている自分の記憶力の悪さに唖然としながらも、もう一回読めてラッキーというなんとも複雑な心境です。

まったく話は変わって、
そういえば先日出版社者の方と苅野先生と三人でちょっとしたお話しをした際に、自分で口にしながらも、妙に納得した考えがありました。ハラオチって言うのでしょうかね、こういうのを。言葉にすることで、自分が妙に納得しました。
ロジカルシンキングを学習するとき、とりわけ社会との関わりが大人に比べ少なく、また、ロジカルシンキングを学ぶ必要性を感じづらい状況にいる小学生がロジカルシンキングを学習する時には忘れてはならないポイントがあります、という文脈の中で、
フレームや方法論、スキルを学ぶのと同時に、ロジカルであるべき場所と、それを前面に出さない場所を考える、「ロジカルOn-Off 」のスイッチ切り替えまで含めて学習する必要があると。

ロジカルシンキングはものすごく強力なツールです。しかし、いつでもどこでもそれを振り回すことはかえって、物事を複雑にしたり、目的から遠ざかることが時々あります。
(若手のコンサルタントでお客さんから煙たがられる人っていますよね、確かに。)
ハサミと一緒ですかね、たとえるなら。

コンサルタント時代、本当にロジカルな人って、それ(ロジカルシンキングのツール)を使うべきところかそうでないところかの判断の上手さまで含めてロジカルだったことを思い出しました。
ロジムのロジカルシンキングも、今まで以上にもっと「使い方や使うべき場所まで含めて教えるロジカルシンキング」にしたいなあと。

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