もうすぐ夏本番

今週、1年生から5年生の国語、4.5年の理科・社会の授業で
夏の課題なるものを配り始めた。
ああ、今年も夏がくるなあ、と実感する。

夏休みは、学習という点では、最も効率がよく、そして最も差のつく期間である。
ひとつの目標やテーマにそって、まとまった時間をとって考える、
という時間がとれる、1年のうちのたった1回の機会だからだ。

昨日できなかった問題に今日もう一度チャレンジする、という機会は
日頃はなかなか取れるものではない。しかし、そういった継続性こそ、
自分の力の幅をぐっと広げてくれるものだ。

毎年講習中にぐんとのびる生徒を目撃するのは、そういったチャンスを
積極的に活かしているからに他ならない。

何かひとつ目標を自分で定めてそれに邁進する、というのは
やりきったあとの達成感も大きなものとなる。
何かひとつでいい。そういう充実した夏を過ごしてほしいと思う。