すずめ百まで踊り忘れず

こんにちは。ちまたでは爺がだれなのかがささやかれているようですが、皆様お元気に
おすごしでしょうか。
今日は今年の夏期の目玉!?講座である、文法と知識の講座についてのお話です。
今でも数件お問い合わせをいただいていますが、今後増えそうなので、あらかじめ。

文法なんていうと、いかにも堅苦しくてつまらないもののように感じますが、全くその通りで
はっきりいって実生活の活用性はゼロですよね。
この勉強は受験と中学に行ってからの学習の先取りの意味しか持たないと思います。
それでも、受験で出されるなら、ある程度やらなきゃならないというのは、私が受験生だった
ころと変わっていませんね。

というわけで、少し受験時代を振り返ってみました。
ふと文法関連のことばを思い出してみると、「受身・尊敬・自発・可能!」とか
「も・こそ・さえ・の・だけ!」とか「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」などなど、
ごろ合わせにもならない呪文が口をつきます。

これらはすべて受験時代に自分で口ずさんだものでした。その後10数年使うこともなく
埋もれていたものを、今になって活用しているのですが、おどろくべきはこんなわけの
わからないものを、いつまでも忘れていない子供のころの記憶力です。

これは私の友人たちも口をそろえていっていることですが、中学受験時代に覚えた基礎知識は
ほんとによく記憶に残っているものです。実はそれが中学受験をする一番の価値かもしれませんね。
今のうちに必要な知識はぜんぶそろえちゃえ!という具合です。将来教養系の話で苦労することはなくなります。

もっともそれが最近の脳みそのキャパシティーを圧迫しているのかもしれませんが…
「すずめ百まで踊り忘れず」とはよく言ったものです。

というわけで、普段の1週間あくカリキュラムで、1週間前の記憶を呼び戻す時間をかけるより
ここらで、一気に面倒な文法を片付けちゃいましょう!というのが文法講座です。

1回濃密に時間をかければ、かなり楽に以後の勉強が進みます。5年の2学期に歴史もあって
算数や理科も難しくなる中、文法などに無駄な労力をかけないためにも、初習の5年生はもちろん
文法は苦手だなという6年生の皆さんも、ぜひここでやっつけちゃってください。

将来口ずさむ呪文もご用意してお待ちしております。 
(知識に関してはまたのちの機会に)                 む