5年算数
教室に入って第一声「今日は、先週の「速さ」の応用です。先週のテキストの復習はしっかりやってきましたね。」というと、挙動不審が数名。
急遽、先週のテキストをコピーしてテスト形式で演習。案の定、ぼろぼろが数名。きちんとやっているメンバーと演習・解説の時間を交互にして、徹底的に攻めまくる。「わからない」ことは絶対に許さないという強い気持ちがこちらにはあるのです。(数週続く予定)
話を聞かない。ノートをとらない。模範解答を写す。集団で授業をしている塾で、こういったことにいちいち注意は出来ない(しない)のだけれど、伸びない原因は大体ここにある。
最後にはへろへろになっていたが、出来ないことを出来るようにするにはどうしなければならないかを学ばなければ塾に来る意味はないとおもっています。
塾に来ていれば、知らず知らずのうちに力がつくなんてことはありません。
塾には、所属することが優先だと考える生徒と保護者がいるものです。学校よりは程度の高い問題を目の前にしていることが大切で、本気で実力をつけるために必要な苦労はしたくない。こういう人は、「あなたの目標との距離はこれ位なので、これ位の頑張りが必要です。」という的確な処方を嫌がります。
お守り代わりみたいに塾に行く子どもが増えている昨今では、このようなしつこい対応は嫌がられるかもしれません。
しかし、ロジムの生徒は、何人たりとも努力不足のとぼけ顔で苅野の前を素通りさせません。