こういう問題ばっかりだったら入試もおもしろかろうに

先日テレビで紹介されていた数字に関する問題をひとつ。
(確か池上彰さんがやっていた番組だったような。)

40%の確率で予想があたる占い師Aに6000円払うのと、
60%の確率で予想がはずれる占い師Bに4000円払うのではどちらが得か?

いい問題ですね。感心しちゃいました。
「60%(外れる確率のほうが高い!)で外れる占いに4000円ももったいない」って思っちゃいますよね。
答え(?)としては、60%の確率で予想が外れるならば、40%の確率で予想はあたるわけです。同じ40%の確率であたるなら6000円より4000円で当ててもらったほうが得ですよね。
(つまり占い師Bにいわれたことと反対のことを信じればいいのです)
ロジム生にはこういう、日常の感覚と数学的な仕組みのズレを扱う題材に多く触れていろいろ考えてほしいなと思います。
例えば、
http://www.lojim.jp/1mon/2010/11/5.php
これなんかも是非一度考えてみて下さい。
これもちょっと難しいですが、是非是非是非読んでほしいですね。
http://www.lojim.jp/teachers/2009/05/post_479.php
他にもこういう「日常の感覚と数学」をあつかった題材あったら是非教えてください。