当たり前のことを

こんにちは。竹村です。

もう本当に昔のことになるのですが、中学生のころ尊敬していた先輩の言葉で未だに時々思い出すものがあります。それは「当たり前のことが全部当たり前にできれば、当たり前にすごい人間になれる」というもの。

当時は「おお、なんか格好いいな」と思っただけなのですが、年をとるごとに「ああ、至言だなあ」と思うようになってきました。こんなことを高校1、2年生で思うなんて本当にすごい。

当たり前のことが全部当たり前にできる人は、普通以上のことがいくつか出来てしまうだけの人よりずっとすごいと思います。ボトルネックがないから常に安定して向上していきますし、ベースがしっかりしているから自然と応用がきくようになります。勉強に限った話ではありませんが、勉強では殊更真実だと思っています。当たり前のことがいくつか抜けているけれど、普通以上のことがいくつか出来るというタイプの人も確かにすごいけれど、どこかでつまずいて大成しないパターン(元神童パターンと言いますか…例えば有名大学で留年し続けるとか)が多いように思います。

例えば当たり前に良い姿勢で椅子に座って、当たり前に机の上には必要なものだけそろっていて、当たり前に授業を聴き、当たり前に疑問が浮かんだら質問し、問題が出たら当たり前に取り組んで、当たり前に手が動き、当たり前に最後まで中程度の集中力を保つ。帰宅後は当たり前に出た宿題を終わらせ、当たり前に出来なかった問題を簡単に解き直す。翌週は当たり前に簡単に予習をして、授業で必要なものは当たり前に持ってくる。

これ、全部当たり前にできる子がいたら伸びないわけがないです。
竹村も日頃なるべく「当たり前のことを全部当たり前にできる」ように心がけているのですが、正直目標の半分も出来ている気がしません。それでも心がける利益は本当に大きいと思います。人それぞれいろんな理想があると思いますが、良かったらロジム生の皆さんも「当たり前のことを全部当たり前にできる」よう心がけてみてください。